災害救援ひのきしん隊 東京教区隊
災害救援ひのきしん隊
「天理教災害救援ひのきしん隊 (災救隊)」は、全国の都道府県を単位とする47の教区および台湾に常設されている。総隊員数は約6,000人。
平素は天理教関係や一般の仕事に従事しつつ、災害が発生した時のために地域で「ひのきしん」実働を兼ねた訓練を重ねている。
天理教における災害救援活動の歴史は古く、記録では明治24年の濃尾地震から。
昭和46年に「教区隊」の結成が本格化し、平成13年には結成30周年を迎えた。
昭和63年、防災行政の推進に多年にわたり尽力し顕著な功績を残したとして、国土庁(当時)から表彰されている。
平成7年の阪神・淡路大震災以降、長年の救援活動のノウハウを活かして、
一般ボランティアのコーディネーター役、行政による防災マニュアル作成アドバイザーなども務めている。
主な救援内容
被災地では、主要道路や公共施設等は自治体や自衛隊によって復旧作業が行われるが、路地や個人の家屋まではなかなか手が届かない。
災救隊は民間救援組織として駆けつけ、被災した人々の身になって一軒一軒丁寧に作業を進める。
例えば倒壊家屋の解体作業の時、屋根瓦は使えるもの使えないものを選別しながら手作業で下ろしたり、使える家財道具は傷つけないように運び出したりする。
・地震の際の倒壊家屋の解体・撤去および後片付け
・降り積もった火山灰の除去
・海岸に付着した重油の撤去、清掃作業
・水害によって溜まった土砂や流木の搬出や清掃作業
災救隊のモットー
災救隊のモットーは、被災地に負担をかけない自給自足の態勢。
作業資材をはじめ、衣食住に関わる生活資材全てを自らで賄うことが可能。
「ひのきしん」とは
「ひのきしん」とは、漢字で表現すれば「日の寄進」。
「天理教教典」では、次のように表されている。
・『日々常々、何事につけ、親神の恵を切に身に感じるとき、感謝の喜びは、自ずからその態度や行為にあらわれる。
これを、ひのきしんと教えられる。』
・『ひのきしんに勇む心には、欲はない。この求めるところなく、ただ黙々と骨身惜しまず尽くす行為こそ、やがて、
銘々の生活に美わしい実を結ぶ肥となる。』
・『ひのきしんは、信仰に燃える喜びの現れで、その姿は、千種万態である。欲を忘れて、信仰のままに、喜び勇んで
事に当たるならば、それは悉(ことごと)くひのきしんである。』
つまり、報恩感謝を積極的な行為に表すことが「ひのきしん」活動といえる。